割と頻繁に登場したおやつに
麦こがしがあった。
深いお皿に粉と砂糖を入れて
お湯で練って食べるもの。
これは母も私もとても好きで
たいてい二人分を一緒に作った。
砂糖の量や粉の加減
お湯の入れ具合や練る時間なんかで
出来上がりが微妙に違っていて
それぞれの好みもあった。
いつも作る陶器の深皿は決まっていて
そのお皿の柄まで鮮明に覚えている。
これは今でも普通にスーパーで
安く売っている品で
特別地域色があるわけでもないが
大変栄養価の高い粉なので
久々に思い出して買ってみようかなと。