こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

何もしなくていいから

先日あるスーパーのサッカー台

お隣に老夫婦。

奥さんがマイバッグにせっせと詰めている中

旦那さんはぼうぜんと見ている。

 

このまま最後まで何もしないんだろうと

思って見ていたらどうもそうではなさそう。

 

奥さんが何かを落としたり

袋にうまく入れられずに

イラッとしたりするのを

なだめたり拾ったりして

細やかにフォローしている。

 

ちょっと感動してしまった。

 

同時に思い出したのは

父と母が買い物に行ったとき。

母は急いで慌てて袋詰めしつつ

父が手を出せば気に入らなくて毎回キレて

必ず険悪な空気になって帰るのだ。

 

私はそれを避けたくていつも

「お父さんは何もにもしなくていいから」

と言い続けた。

 

それは今でも続いている感じ。

 

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