「目の前の出来事をどうとらえてどう理解するか」
とは仏教や哲学、西洋占星術等
あらゆる学問の根底に流れているのだろう。
フランクルの「夜と霧」も書かれていたし
田坂広志さんも著書に美しい言葉で綴っている。
あらゆる生き方考え方を知り
様々な在り方を見聞きして
自分の判断力のもととなる基礎を広げて
ゆたかに人間味あふれる解釈力を
身に着けていくことこそが
歳をとる醍醐味なんじゃないか。
落語に出てくるご隠居さんや大家さんは
ゆたかな解釈力を発揮して
八ちゃん熊さんが持ち込む問題を
大人の模範みたいな態度でたしなめる。
あんな風に歳をとりたいものだなあ。