このあたりでは指折りの
大規模団地の管理会社の方と
じっくりお話する機会があって
いろいろ伺った。
団地とともに住人も高齢化。
子どもたちは出ていったきりで
一人暮らしの高齢者が8割を超えているという。
建物の老朽化も大変なもの。
各棟は5階建だが階段のみで
上の階に住む方の苦労やいかに。
人間関係は長年の付き合いで安定していて
穏やかな良い状態が保たれているものの
認知症になる人もポツポツ。
行くたびに訪問診療や介護サービスの
車が何台も並んでる。
少し前までは管理組合が
住人の集会所を作ったりと
見守り活動に力を入れていたが
その組合自体が高齢化しており
電話をかけても話ができない。
いくら仲が良くても
認知症の方に対して
赤の他人ができることはない。
子どもたちが来なければ
悪化の一途をたどるだけだ。
こんな現実が今は珍しくないのだろうな。