こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

窓越しに手を振る

コロナ禍で会えない人たちは

いろんな工夫をしていたらしい。

 

オンライン面会はもうあたりまえで

それでも顔を見たいからと

施設にお願いして建物の外

つまり窓の外から

本人と手を振り合うという方法に。

 

なんか昔の恋人同士みたいな

ドラマチックなシーン。

 

大切なのはただ「見えた」「会えた」

だけじゃなくて

 

どうすれば顔が見えるか

どうすれば声が伝わるかと

思い悩みアイディアを絞り

試行錯誤した結果

本当に会えたことによる感動なんだろう。

 

便利な時代であることは

人生の深みや奥行を失うことでもある。

大勢が簡単便利を選ぶなら

私はあえて手間ひまかかる方へ。

 

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