こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

気持ちの揺れを許す

父や母がこだわっていたのはいつも

たいてい取るに足らないどうでもいいことで

他人から見ればこだわるまでもないポイント。

 

でも本人の気持ちが揺れているのは事実。

 

そこを無視して現実を動かしていくのは

ちょっと違うのよね。

 

専門家の迷いなく打てば響く明快な回答は

絶対的に正しいし心強いのはもちろんだけど

本人の準備はまだなんです と

待ってもらいたくなることも少なくはない。

 

だから「相談に行く」ことも躊躇する。

まずは私のところで受け止めて

本人がその気になるのを

根気よく待たなければならない。

 

誘導してもいけないし

説得することでもない。

 

そのときが来るのを待つ。

ただそれだけ。 

 

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