介護の日々でもずっと考えてきて
手に取る小説や随筆も
「親子関係」にはことさら関心を寄せた。
いろんなことを越えてきて
年齢的にもまわりが見えてきた最近思うことは
「その人の世界はその人のキャパ(容量)次第」
なんだなと。
親のキャパが小さければ
子どもを受け入れられないし
家庭内で自分の生存をかけて闘ってしまったりする。
昨今の若い方のニュースで見かける。
うちの両親も
子どもを許し受け入れるというキャパは
結局一度もなかったんだなとつくづく。
小さい頃は親が正しいと思っていたけど
今はそうじゃないことを知っている。
最近は大人の中でも「人に与える」
キャパの大きな人たちの中にいるので
世の中にはこんなすばらしい人が
沢山いたのかと感嘆する毎日。
こういう人たちの中で育ったら
人生の見え方はだいぶ違うだろうね。