数か月前のこと。
父が食事を摂れなさ過ぎて
何を出しても食欲ないと拒絶され
知恵をひねって作っても
こんなもの食べられないと
いちいちケチをつけられ
食べても残すし ときにもどすし
お腹が一週間詰まったと思ったら
急にゆるすぎてまわりを汚したり
などという日がけっこう続いた。
ついに買物に行くのがこわくなり
売り場に行っても買うものが分からず
店のまんなかで呆然と立ち尽くしてしまった。
しばらくして「ハッ」と我に返る。
立ったまま意識を失っていたみたいな。
危なかった。ついに心身症。驚いた。
かなりのストレスなんだな。
脳がフリーズしてしまった。
そういえば私も食事がとれなくなっていた。
介護鬱って
こんな風にはじまるのかな。
本人は
大丈夫とがんばっていても
身体はとっくにキャパオーバーなんだろう。
越えてしまえばこうやって
振り返りもできるようになるけどね。