「ボクはやっと認知症のことがわかった」
長谷川和夫 猪熊律子 著 KADOKAWA
長谷川式スケール開発者の
長谷川和夫先生の新刊。
認知症を学び
長谷川式スケールを開発し
数え切れない患者を診て
痴呆を認知症に呼び変えて
ついに自分でそのすべてを体験し
自分の経験からも認知症を語る。
全部コンプリートの
ものすごい人生。
言葉の端々にあふれる謙虚さ。
人を許し理解しともにいる姿。
不安を受け止め背中を押す強さ。
医者には
こういう素敵な人でいてほしい。
91歳を越えてなお
生き生きとした表情で
前向きに過ごされているのが
ビシビシ伝わってきます。