こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

寝言

ベッドから大きな声がするので

呼んだかな?と行ってみると

爆睡中なのにしゃべってる。

 

寝言だ。

 

方言丸出しで誰かをくさす物言いは

母にそっくり。

 

すぐ目が覚めたので

「なんかしゃべってたよ」と言うと

「うん。自分で気付いて目が覚めた」って。

 

田舎の誰々さんとこんな話をしていたと

細かく説明してくれる。

 

こんなときにナンだけど

認知症じゃないってすごいなぁ。

 

ある日は私が夢の中で

文鳥を踏んじゃったらしく

その日は私に「気を付けて」としつこかった。

 

そんな縁起でもない夢なんか見るなよ

っていうことより

私が夢に出てくるようになったのか!

 

子どものころから私の存在は

いつもスルーされている感覚があった。

それは父が閉じていて

父の世界に私はいなかったから。

 

今はけっこうな重要度に入ってきたのね。

 

まあ1年以上外出していないと

一番目にするのは私だから

さすがに記憶には入るんだろう。

 

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