こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

これなら大丈夫

認知症になったからと言って

別にあわてる必要はないんだな。

 

どうも母の初期症状のすわ警察沙汰!の

イメージが強すぎて。

 

父が認知症状を呈してきたのはずいぶん前で

夜中の咆哮とか

うつ状態とか

お金が扱えないとか

もともと持っている資質が強まった

程度の認識だった。

 

つい最近のこと。

 

朝起きてきた父に

「おはよう」といつものように声をかけると

「?」という顔をしてもじもじ。

「どうしたの?」

「朝なの?夜?わかんなくなっちゃった」

 

見当識障害始まる。

 

その後食事の時にはもう

いつもの感じに戻っていて

寝ぼけてたの?と聞いたら

そうかもしれないと

ごまかすような分かってないような

変な顔で笑っている。

 

いずれにしてもそろそろ始まる。

でも認知症になったからといって

別段何かが変わることはない。

 

信頼関係がちゃんとできたからね。

あわてなくてもこの感じなら大丈夫。

 

本当に端から端まで

教科書通りに見せてくれる父。

 

ykaigo.hatenablog.com