こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

カップラーメン その3

父の食事量は波が大きい。

少し増えてご飯も食べられるように

なったかと思ったら

食べたくないと言って

一食二食飛ばすこともある。

 

睡眠サイクルがのびてきたように

食事のサイクルも間隔が開き始めた。

 

それでもまだ夕飯はきっちり食べられるので

何が食べたいのか聞いてみる。

 

カップラーメン」

やっぱり。もはや買い置きしてあります。

 

父と母が二人で暮らしていた頃

母が病み始め食事を作らなくなり

父は母が寝ている間に

インスタントラーメンに玉子を

入れただけのものを

急いで作ってこっそり食べていた。

 

ストレスとその食事で

あっという間に大きな病気になってしまった。

 

私にはその記憶があるから

なるべくインスタントラーメンなどは

避けているんだけど

本当は父は病気になっても長生きしなくても

毎日ラーメンが食べたい人なのかもしれないなと思う。

 

横で粕汁と玄米ご飯と糠漬けを

食べている娘とは

根本的に舌が合わないんだろう。笑

 

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