マンションの理事会の端っこに
いさせてもらっているので
住人の方の情報が入る。
ああ相談してもらえたら動けるのに。
私が繋げる専門家の窓口もあるのに。
昔やっていた相談窓口をやめたのは
センシティブな話を
「ここが窓口てすよ!」つて
派手に看板掲げているところに
言って来るはずがないよなあ
と思ってのこと。
もっと日常でひそやかで目立たなくて
でもこころの深いところまで通じあえるような
さりげない存在こそが窓口になり得るだろう。
時は過ぎ
地域の一部になり
生活の中ですれ違う程度の一人として
できることも増えてきた。
目指してきた「世話焼きハバア」に近づいた。
でも今度は目立たなすぎて
世間にあまり知られていなさすぎて
窓口があるのかないのか
世の中に伝えられていない気がする。