こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

八重洲口にて

東京駅八重洲口前は

ブックセンターが閉店した跡地を中心に

大規模開発している様子。

大変バブリーな光景。

 

地下街の店構えもすっかり入れ替わり

八重洲ミッドタウンなる施設や

高島屋の新館などもできて

あちこちのぞいてみる。

 

おしゃれでスピーディーだけど

こんなにたくさん人がいるのに

「人」がいなくて心がなくて安心感がない。

 

1カット1000円を超えるケーキが並び

どの店も席の争奪戦。

入口で並ぶ人々とそれを捌く店員さんの

目が鋭く光っている。

 

はやくはやくと急かされて

人とお金が流され奪われていくようで

心の安定も人との交流を楽しむ余裕もない。

 

なんかうっかり勘違いして

お金をたくさん払うことが

うれしくなってしまいそう。

もっともそういうカラクリで作られた

場所なんでしょうけれども。

 

ということで時間をずらして

カウンター店でだし茶漬けをかきこみ

タリーズのすみっこでおしゃべり。

流されずいつもと同じ時間を過ごした

ある日のランチタイム。

 

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