停車したバス停には車いすの方と同行者。
私は車いすを固定する場所の椅子だったので
慌てて移動して運転手さんを見守る。
前乗りのバスだけれど
降車口を開けてから
運転手さんが走ってきて
ドア下のスロープを出す。
同行者が車いすを押して乗車
「(車いすの)固定はしなくていいです」と告げ
用意していた乗車料金を各々小銭で払い
運転手さんがスロープをしまい席へ戻る。
この間3分もかかってない。
全員が慣れている見事な連係プレー。
同行の方は介護者というより
たぶん後見人的な方。
車いすの方よりも
運転手さんや乗客への配慮が光った。
よかったよかったという空気が流れたところで
一般の乗客を乗せるために前ドアを開ける。
耳をつんざく女性のヒステリックな怒号。
「こっちを先に乗せたらいいでしょう?!
なんで待たせんのよ!冗談じゃないわよ」
って高齢パスをピッ。
運転手さんは「順番なのですみませんね」と柔らかに。
女性はプリプリと「ったく!」と声に出しながら
あちこちの乗客にぶつかりながら奥へ。
あああせっかくの雰囲気が台無し。
たった3分が待てなかったか。
こういう怒り方をする認知症患者さんっていますよね。汗