こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

感情をおさめるまで

やることはシンプルなんだけれど

動けないのは「感情」の問題。

 

いわゆる毒親に介護をしたくないというのも

過去の清算ができてない心がそうさせるのでしょう。

 

私自身も親の介護に異様に時間がかかったのは

ほとんどが「感情」の処理だった気がします。

理解すること 受け入れること 引き受けること。

そうなるまでに解消しなければならない

堆積された過去の憤りの数々。

 

「許せない」ままで終わるのでは

自分も親も進歩がない。

親が変わらないまでも

せめて自分の気持ちだけでも

きちんとおさめてから送り出したいものだと

ずっと思っていたためでした。

 

そしてそれはぎりぎりできたように思います。