こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

めぐりあわせ

急性期病院から早く退院しろとせっつかれて

母の行き先を探していた。

 

当時パソコンが壊れまだスマホもなく

手元の資料を見ながら電話をかけたり

住所を頼りに施設をたずねたりしていた。

 

炎天下飛び込みで行った病院の受付で

「地域相談窓口の担当と話しますか?」

という神の声が突破口。

 

ボロボロの姿で相談に行った自分を見て

状況を察した職員の方々が

実に親身になって相談に乗ってくださった。

 

めぐりめぐって半年間

老健で過ごさせていただいた後

偶然にも自分が最初に飛び込んだ病院に

母は人生最後の6年をお世話になることに。

 

奇跡の出会いだったのだとつくづく。