こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

他人の存在は生きる道

介護をしている人なら大なり小なり

現実に途方に暮れる日々はあるはず。

 

あまりにもそれが強すぎて

もはや自分の未来なんてどうでもいいわと

全部投げ捨ててただ役割を生きてきた。

それが終われば使命は完了と。

 

ところが思わぬ方向から

新しい「社会的使命」を与えられてしまった。

望んだ道とはいえ大変な仕事。

 

「誰かの存在は別の誰かの命を救う」

ずっと唱えてきたこの言葉に

今こそ自分が救われる。

 

マザー・テレサはすべての人の中に神を見出し

その人のために尽くしていたのだけれど

その意味がやっと自分の現実の中に

手ごたえとして分かるような気がする。

 

一人じゃないということは

まさに生きる希望。