こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

あえてゆっくり

年寄りの生活リズムはゆっくりなので

かつては苛立ったこともあったけれど

慣れてしまえば「余裕」な感じで

あんがい快適に思えたり。

 

電車やバスなんかで特に思うのだけれど

忙しく苛立った若い方々は

我も我もと急いで先に行こうとする。

そういう方々を全部出した後に

われわれがゆっくり穏やかに進んでいく。

 

こういうリズムは嫌いじゃない。

年寄りに合わせるというより

流されずに安全であることを

大事に思える一瞬。

 

介護の一つ一つも考え方次第で

現実を自分のものにできるのかもと

思い始めているこの頃。