老いも年齢も病も手伝って
父がこのところなんでも
素直に受け入れるようになってきた。
長いこと
「いいよそんなことは」
「別に要らないよ」
とぶっきらぼうに吐き捨てて
ひとりの世界にこもってガマンしていた父。
まあ母との関係の中で
それがベストな在り方だったのだろうことは
想像に難くない。
受け取られることは
幸せなことだなぁ。
あたたかい靴下とかひざ掛けとか
こまごましたものを
たくさん用意できるのに
「オレはいいよ」って寒がっていたが
今では全部身に着けてモコモコになって
「あったかくてよく眠れるよ」とうれしそう。笑
ちゃんと受け取ってもらえたら
もっとしてあげようと思えるし
オキシトシンとかこちらもいろいろ出るからね。