愛情ホルモン オキシトシン。
高齢者がペットを飼うケースが増えているらしい。
自分の世話もおぼつかないのに
動物の面倒が見れるのかと心配ではあるが
オキシトシンの分泌は
心を満たすことができるんだろう。
父はもともと自閉症気味なので
人に触れられることを嫌がり
病院や床屋をことさら避けていた。
でも文鳥のピーちゃんを飼うときは
一人でバスに乗ってペットショップに行くほど
熱意ある行動力を見せた。
何もかも面倒くさがる人なのに
毎日のピーちゃんのカゴの掃除は欠かさない。
触れ合いの日々はもう3年。
父が空気が読めたり顔色を伺えるくらいに
変化してきたのは
きっとピーちゃんのおかげ。