まもなく最終回のドラマ
「やすらぎの刻~道」243-244話では
罪を犯した親の責任をとるために
すべての夢をあきらめる息子の覚悟が
描かれていて感動した。
最近では老いた親を棄てる方法についての本が
売っているほどの世の中だけれど
倉本聰先生が描く男は
弱さや迷いも越えてなお
きっちり責任をとるすがすがしさ。
よく「ひどい親だったから面倒なんか見ない」
という話を聞くけど
それって「取引」ではないかと常々思っている。
親も愛も人間関係も
増えている時代。
倉本先生のドラマはそんな時代に辛らつだ。