ドラマ「やすらぎの刻~道」最終回では
しみじみ しみじみくり返し泣いてしまった。
一番大切な人は誰か。
心のよりどころはどこなのか。
どれだけにぎやかに
多くの人に囲まれていても
埋められない想い。
遠くの墓前にわざわざ参って
亡き妻と静かに語り合う老いた男の姿。
素敵なラストシーンだった。
昔 流行った歌の中には
「私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません」とあるけど
いや いるよねって思っている。
かつて身近な人が突然亡くなったとき
よそ様の家の墓だというのに
私は毎週のようにせっせと通った。
その人はそこにいるのよ。
そこに行くしか残された者には
できることがないのよ。