こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

納骨堂

母がなぜか気に入り足しげく通った寺には

当時まだ珍しい機械式の納骨堂があった。

なので私はひそかに「母の墓はここにする」

と決めていた。

 

そろそろという空気になってきた頃

私はその寺に連絡したのだが

想像もしていなかった答えが返ってきた。

 

「現在お厨子に空きはなく早くて30年後です」

 

そこからは大慌てで墓探し。

たまたま入っていたチラシの

新築の納骨堂に連絡し

あっという間に契約完了。

 

そこは市内でも指折りの大きな墓地だが

やや交通の便が悪い。

最近マンションの向かいの山に

納骨堂ができたというお知らせ。

美空ひばりさんも眠る巨大墓地。

ここなら歩いて行けるのよねと

ちょっと迷っている。

 

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