「高齢者のQOLを上げるには」
っていうことをずっと考えている人達といると
そういう視点ですべてを見るクセがつく。
そういえば父の暮らしも
10年前とは段違いにレベルが上がったなと思う。
日常のクオリティが上がることで
消費欲をせっせと満たさなくても
目の前の現実自体が満足という状況に。
心が満ちるってこういうこと。
検査入院で数日留守にしていた父が
「やっと帰ってきたよー」と
今のこの部屋を安心できる場と
認識していることは
なんかこちらも大きな達成感。
なぜなら私たちは長いこと
「家」が安心できる場所じゃなかった。
やっと本当の家を作り上げたような気分。