自分の体力を認識できずに
ずっと50代くらいの意識で止まっている父。
天気がいい日にはちょっと張り切って
ベランダを掃除したりしているが
すぐに音を上げて横になってしまう。
まだ母と父がなんだかんだ言って
うまくやっていた昔は
年末に台所の換気扇を外して
父が外の水場で丸洗いすることもあった。
そんな記憶があるからなのか
急に「換気扇外して掃除しようか?」
などと言い出した。
「いや油ものやってないし汚れてないからいいよ」
と言っても聞かない。
「危ないから電気まわりは触らないで」
と言っても引かない。
でとどめの一言。
「いくつだと思ってんの?!」
以前の父ならこんなこと言うと
部屋に閉じこもってしまったが
今は「そうだなぁははは」と笑ってる。
いや笑いごとかよ!