キング牧師と同じ誕生日だったその人に
若い頃どれだけ助けられたか
数えきれない。
別に私にだけ特別だった訳ではなく
いつもまわりに集まる大勢の人の
面倒を見ていた。
こうやって人に関わっていくんだ
という姿勢をはっきりと示してくれていた。
その人はずいぶん前に亡くなったが
その人を慕っていまだに人々は集まり続けている。
気がつくと私は
出会った頃のその人と同じ年齢に。
私はその人の何十分の1かでも
誰かのために生きられているだろうか。
大人として恥じることのない在り方や
人への関わり方ができているだろうか。
今ごろになってなお
その人の偉大さに気づく日々。
私はもっと
その人を追いかけていかないと。