こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

向き合うかやり過ごすか

先日たまたま目にしたブログで

娘さんを亡くした女性が

この3年間は悲しみに向き合うこともできず

ただ毎日をやり過ごしてきた

ということを書かれていて胸に響きました。

これから少しずつ向き合っていくということも。

 

私がかつて大切な人を亡くしたときは

徹底的に向き合いました。

その人の足取りを追い

関係者に会って話を聞き

逆算して何が起きたのかを調べました。

そして本当はどうすればよかったのか

私は何ができたのかを今なお問い続けています。

 

母が亡くなった後も同じ。

母の人生をもっと良い方向に

向けることができたかもしれないと

あらゆる思い出をたどりました。

もっと早く病気に気付いていれば

もっと早く治療を開始していれば

・・・ 

考えるときりがありません。

その埋め合わせのために今

赤の他人を看取るまで引き受けるという

後見人の活動をしているような気もしています。

 

ykaigo.hatenablog.com