こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

意識の中にいる

ある程度ルーティーンが決まり

私も父もそれを予測して動くようになると

手をはなせる時間が増えてくる。

 

意識の中では

引き受け続けているから。

 

今まで父が不安になるときは

私が「もう知らん」と

手をはなそうとしたとき。

 

父を完全に忘れて

自分だけの暮らしに戻ろうとしたとき。

 

一人で生きられない父は

そりゃあ骨折してでも

心臓痛めても

引き戻そうとするわけ。

無意識に。

 

かつて同じように

意識から消した人は

すぐ亡くなってしまい

ひどく後悔したことが何度もあった。

そうなってはならないという

自戒もある。

 

最近になって私は

つきものが落ちたかのように

腹をくくれている。

いまさらじたばたしたところで

大差ない。

毒を食らわば皿まで。

 

そうなると父が安定して

協力的になる不思議。

 

ykaigo.hatenablog.com