こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

パズルのピース

宿題のドリルみたいに

人は生きている間に

やらなくちゃならないことが

決まっているんだろうと思う。

 

ひとつひとつミッションをこなして

次に進んで行くんだろう。

 

父と母の心の欠落を長いこと

パズルのピースをはめるみたいに

一つずつ埋めてきて

やっと外側のピースにとりかかるときが来た。

 

外側に出してしまえば

心が満ちている今

まるでレールに乗ったみたいに

すべてが順調に運んでいく。

父もごきげんさんな日が増える。

 

あの日

全員が後ろ向きで

心に穴が空いたまま

そんなところでそれぞれの

人生を終わらせてはならないと

心を満たす道をずっと

試行錯誤してきた。

 

それが今は

関わる全ての人がありがたく

稀有なつながりで出会っているのが分かる。

 

心を埋めて

家の中を埋めて

医療を埋めて

介護を埋めて

 

やっと外に出して

人に任せることができるまでに

すべてが変わってきた。

 

同じことを他人にもやっていた私は来週

表彰されたりなんかするのだ。(うれしい)

 

父と母にやってきたことが

社会の中に必要とされる世界がある。

 

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