こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

薬局の配慮

長年通っていた薬局は

大きい病院の並びにあり

通院帰りには便利だったが

薬だけとりに行く今は微妙に遠く思えて

近くのドラッグストアに変えた。

 

ここは以前市民後見人のとき

ガッツリお世話になっていて

よく知っているからってこともある。

そもそも地域連携機能があるので

ツーと言えばカーと返ってくるし

細やかな配慮を頼めるのだ。

 

処方された父の栄養剤は大量で重いので

薬とは別に配送をお願いする。

料金着払いでいくらになるかわかりません

とのことだったので小銭を用意して待っていた。

 

ところが届けてくれた業者は

「料金?薬局さんが払ってますよ」

 

あれ?どういうことだろう。

電話しようかしらと思いつつ開けてみたら

中に一枚の紙が。

「ご希望の種類のうちバナナ味が

 在庫なしだったため配送料金を

 負担させていただきました」

謝りの言葉と次回は着払いになりますと

ていねいに書かれていた。

 

だが半月ほどして段ボールの

下の段を開けたときに驚いた。

「バナナ味入ってるー!」

 

え?じゃあなんで配送料金

負担してくれたんだろう。

 

きっとすごい配慮ゆえなんだろうと

勝手に想像して

ありがたいなーさすがだなーと浸っている。

 

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