「変なものが落ちてた」と父。
「何が」
「黄色くてねちねちした何か」
すごいおびえた顔していたので
また再発したかとちょっと心配した。
父は実家にいたとき
レビー小体型認知症の症状がちょっとあった。
幻視と深夜の咆哮。
その症状は今のマンションに越したら
ピタリと消えた。
さて
室内に落ちているものなら
私か父が落としたもの。
黄色?ねちねち?
ビタミンE剤のタブレットでも
洗濯機に入っちゃったかしら?
「捨てたの?」
「ゴミ箱に」
と拾って見せてくれたのを見て
すぐ分かった。
お昼のゼリー。笑
自分の食べこぼしやんけ。
市販の介護食高カロリーゼリーは
こんにゃくゼリーに負けず劣らず
ガッチガチに固いので
フォークで崩してから器に入れる。
その崩しがちょっと粗かったのと
本人がこぼしたことに気付いていなかったので
なんだこれは ってことに。
説明してもまだおびえた顔してる。
ちょっとアルツハイマー寄りに来てる?