バス停で高齢者にたずねられるのが
もはや恒例になってきた。
まだ早いバスの時間までちょっと休憩
と少し離れたベンチにいたら
「すいませんちょっと聞きたいんですけど」
とおもむろにメモを渡される。
なぜ私に聞くのだ。笑
そのメモにはバスの系統と停留所のある
お寺の名前が書かれている。
「このお寺に行きたいんです」
確かにこの系統のバスは目の前から乗れる。
でも循環バスなので逆まわりに乗った方が早い。
ここから乗ると着くには着くが
1時間くらいかかってしまう。
って説明を10秒ぐらいで済ませて
通りを渡ったバス停から乗ってくださいと伝える。
その方は「はっ!そんなところがあるのか」とつぶやいて
小走りに去っていった。
到着したバスに乗っていたら
後から来た高齢女性が
「A駅に行きたいんですけど」
A駅とはここである。
運転手さんがなんて答えるかなと聞いていたら
とっても優しくて
「循環バスなので確かにここA駅に戻りますけど
どこに行くんですか?」
女性の答えは経由地のB駅だった。
最近若い運転手さんが増えたけど
とっても親切でていねいな方が多くて安心。