体力も思考も落ちてきて
ときに気分が落ち込んだり
身体のどこかが痛むなど
制限は日に日に大きくなっていき
反比例してできることは狭まっていく。
高齢者と暮らすということは
高齢者のしあわせを考えることでもある。
だから自分最優先タイプの人に
介護を任せることはできない。
制限の中でのしあわせとは何か。
動けない中でできることは何だろう。
それを知るために
ともに同じ世界を生きる。
そしてその経験は
また別のところで制限を生きている
高齢者のしあわせのために
役立っていくのだ。
その人の経験もまた次へ。
大いなる循環の中にいる。