こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

好きすぎて病気

高齢者の悩ましい問題の一つ

「病気が悪化するものが好き」なこと。

 

母は甘いものが好き過ぎて糖尿病。

父は辛いものが好き過ぎて心筋梗塞

 

治療は終わることのない薬物療法に加え

一番好きなものに制限がかかる。

そりゃそうだ。原因なんだから。

 

一方で

80歳を超えた高齢者なんだから

ガマンしてまで治療するよりも

ほどほどに好きなものを食べながら

幸せな時間を過ごす方がいい

という声も少なくない。

 

どちらも正しい。

だが現場はあんがい思うようにはいかない。

 

父は昔から高血糖

心臓の治療の間も血糖値は特に問題視されず。

 

なぜならこれまでほとんどの医師が

「まあお年なんでほどほどに・・・」

などと言葉を濁して父にあえて

糖尿病の薬を出さなかった。

 

ところが最近は

私が「長年高血糖だったけど薬は出たことない」

とやんわり薬を飲みたくないと伝えても

「この血糖値を放置するのは危険」キリッ

結果初めて薬を飲むことに。

 

というか高齢者は

薬を飲んでいようがいまいが

好きなものは好き放題食べるので

あんまり意味がないんじゃないかと思う。

 

父は甘いものは自ら食べないが

栄養剤はほぼ糖質で

毎食それを摂るんだから

もう頼むから減薬してもらえないかしら。

 

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