いつもと違うことを決めるときには
たいてい母と父はもめていた。
その理由は二人とも決断ができないからで
何もしない父を母が焦るあまりなじりたおす
みたいなことがいつもだった。
だからいつも自分一人で決めた。
相談したところで答えはないだろうし
いちいちもめる姿を見るのが面倒で。
高校も大学も就職先も一人暮らしも
免許をとるときも車ででかけるときも。
学生時代にはいろいろ面倒になって
深夜バスでプチ家出したことも。笑
相談するっていうのは
自分より情報量が多くて
迷いを払って解決に導いてくれる相手にしか
できないことであって
私より経験値すら少ない彼らに
相談する意味がなかったともいえる。
ネットも携帯もない時代。
自分で決めていくクセがついたのは
今思えば大いなる学びだったな。