先日世間話で聞いたのは
一人住まいの90歳に介護サービスを
増やしたいけど増やせないという話。
離れて住む子供が
お金がかかるからと反対するらしい。
なぜだろう。
相続財産が減るからってこと?
文句は言うのに親の面倒は見ない親族が
介護の充実すらも阻む。
そもそもどうして一緒に住まないんだろう。
そこが不思議でたまらない。
90歳が一人で十分に暮らせていると
本当に思っているのかな?
こういう話を耳にするたびに
子供ってなんだろう。
お金をかけて育てた子供に見放されるって
どんな気持ちだろうといつも思う。
むしろ親族が一人もいない方が
十分な福祉にたどり着ける皮肉。
我々のように
「いつでも助けにいくよ!」っていう
前のめりな立場にさえ
なかなか話がつながらないのは
そういう理由もあるんだなと
想像して妙に納得。
一人で大変な思いをして暮らす高齢者は
私が見える範囲だけでも
たくさんいるのに。