距離が近くなるとお土産の身内度が上がる。
「冷蔵庫の中にあったものを持ってきたわ」
ジビエ料理のシェフが作ったゆで豚と豆腐よう。
忘れていたというちょっと痛みかけのイチゴ。笑
長い間遠い遠い存在だったけど
「実はね」って全部話したらもう
旧知の仲も同然に。
もう少し早くこうなれたらよかったけど
これもタイミングなんだろう。
ずっと誰かのために生きてきた人は
誰かのために生きていることへの理解がある。
そしてこまごまと気を配っていることに
誰よりも早く気が付く。
生まれてはじめて
味方ができたような気がした。