こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

幸福な晩年

ニッコリ笑顔が出るっていうのは

大切にされているんだろうなと分かる。

 

オンラインが好きではないのだけれど

さすがに状況が見えなかったので申し込む。

 

病院のオンライン面会。

一カ月ぶりに見た父の姿。

寝起きのようで

ぼんやりゆっくりしてはいるけれど

認知症や妄想が入った感じはない。

会話も成立する。

 

「私」にはあまり反応しなかったけど

ピーちゃんの姿を見せたら

その瞬間目に光が戻る。

満開の桜を映すと

鉢までちゃんと見せろと言う。笑

 

父は幸せ者だなと思う。

 

認知症でもないのに

何の心配もなく

たくさんの人に囲まれて

ずっと安心安全な環境にいる。

 

すごく恵まれた晩年になった。

 

そう思うとなんだか長年の

いろんな思いがほどけていくような

胸の中の塊が氷解していくような

そして努力が報われたような想い。

 

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