こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

2か月ぶりの父

面会NGの病院から施設へ。

2か月ぶりの父。

 

顔を見せたらもう泣いている。笑

 

痩せてはいたけど

受け答えもしっかりしていて

認知度の低下は見られない。

 

移動は介護タクシーで安全に。

 

ずっと入りたかった施設なので

私としては「やっと入れた」という安堵。

 

寝てるだけなんだから

家に帰ってきてもいいのに

とも思うけれども

父は私にお尻を拭かれるのはいやだろうし

たくさんの人が関わる環境がいいだろうし

私ももう限界を超えていたうえに

むしろ距離があるのも悪くないって

この2カ月で実感したから。

 

一緒に住んでいるときには

常にピリピリイガイガしていて

いつも腹を立てていたけれど

いざ2か月も離れてみると

「会えてうれしい」などという

感情が湧くんだから我ながら驚く。

 

こころが楽になると

まわりへの関わり方も変わってくるし

世界の見え方も違ってくる。

これまでの全部を許せる気がする。

 

これが「和解」なんだろうか。

お互いが生きているうちに

こういう感情になってよかった。

 

もうすぐ面会もフリーになるそうで

ちょうどいいタイミングに入りました。

会えるっていうのはやっぱりいいことなんだね。

 

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