この部屋で亡くなる父のイメージが
どうしても湧かなかった。
在宅介護で訪問医療も看護も入り
いつ何が起きても大丈夫な手はずを
整えていたんだけれども
この部屋で訪看さんがエンゼルケアをして
それから葬儀社が来て父を連れていく
という画がどうしても見えなかった。
転んで骨折して病院かなぁ。
私がギブアップして施設かなぁ。
でもまだ要支援2だし。
なんて思っていたんだけれど
まさかの病状悪化で
訪問診療医による救急要請。
急性期病院に運ばれて
その後は療養型病院に転院。
あるいは
介護度が一気に上がったので
施設の可能性もあるかもね。
なるほどそういうことだったのか。
想定外の展開だったけど
一番いいかたちにハマったんじゃないかな。
私はもうただただ解放感で泣けてくる。