こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

関係性がなじんでくる

既存のネットワークの中に放り込まれて

いちばん権限が強かったりするので

どれだけ心を配ってていねいに接しても

どうしたってトゲトゲと関係性はささくれ立つ。

 

でも時間を重ねていくと

あるとき「フッ」となじんで

スムーズに回り始める瞬間がある。

 

さびついて無理に動かしていた歯車に

たっぷりと潤滑油を塗って

試運転も済ませたあとのようで

「待ってました」と流れるようなすべて。

 

一般の人間関係でも相手によっては

ささやかに小さくやってくるけれど

チーム支援の中でぎこちなかった動きが

スムーズになる瞬間は

とてつもなく安堵感を伴う。

 

そもそも本来は

全員が同じ方向を向いていて

全力で協力し合える関係性。

それが正しく動き出すならば

本来のレールに乗った感。

 

昨日一本の電話が入り

この「動き出した感」を確認した。

 

いろいろ心配していたけれど

なんだか全部大丈夫だったみたい。

 

これがあるからやめられない。

オキシトシン的幸福感。

 

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