こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

慣れ

車の運転でもピアノの演奏でも

魚をさばくことでも 結局は「慣れ」。

身体が覚えきって無意識で動けること。

 

それは介護も家事も。

 

介護は一番初めが大変だと思うのだが

それは病気のことも知らないし

家事も不慣れだし

自分のことが後まわしになるとか

とにかく何もかもがイレギュラーで

心身すり減らすことばかりだからだ。

 

8年が過ぎた今振り返ってみると

何をそんなに難しく考えていたのか

などと思ったりするけれど

どれ一つとっても不慣れで知らないことで

無意識で動かせることが一つもないからだった。

 

今はほとんどのことがルーティーン。

ちょっと手持ち無沙汰にすらなってきた。