ドラマ「やすらぎの刻~道」。
脚本家の倉本さんは出演者を活かすために
物語を変えているのかなと思った。
出演者は高齢者が多い。
実際に出演している役者が撮影中に何人も亡くなっている。
だからこそ人生最後の出演作になるかもしれない場に
その人に一番ふさわしい役で
印象に残るように書いているのかなと。
あるいは倉本さんが自分自身にも
人生最後の自由を生きようとしているのかな。
人生最後の時間がその人らしくいられたなら
これほど幸せなことはないだろう。
今 主要な登場人物が末期がん。
その人らしい破天荒を許して見守るという
作品中の「関係者の配慮」の在り方に
心震えながら見ている。