『理解するのではなく理解者となること』
小澤竹俊先生の著書
「苦しみの中でも幸せは見つかる」の中にある
心ふるえる一文。
自分が相手を理解するだけなら
単なる自己満足でしかなくて
相手の心には寄り添っていない。
相手から見て自分が「理解者」に映ったときに
はじめてそこに信頼が生まれる。
われわれ援助者は果たして
どうすれば「理解者」になることができるのか
についてつづられた本。
現実に迷うときに改めて開いてみると
雷に打たれるような衝撃を受けて反省する。
そうか今の私の迷いは
自分の気持ちの落としどころが欲しいだけで
本人は今がベストなのかもしれない
と気づくと何をすればよいのかが分かる。
自分の中の不安は
ただ自分でおさめればいいだけのこと。