昼下がりのデパ地下。
まあまあの人出だなぁと思っていたら
ある一角だけがサーっと開けていて
皆がそっちを見ている。
何だろうとのぞいてみて驚いた。
高齢女性があおむけに倒れている。
お店の方が付き添っていて
頭の下には毛布が敷いてある。
倒れている女性は意識ははっきりしている様子。
結構時間は経っていたようで
ちょうど救急隊が到着するところだった。
買物を済ませたころに
「救急隊が通りまーす」と声がして
先の女性が運ばれていった。
階段を上がった先の
バスターミナルには救急車がつけてあって
搬送されるところまで遭遇した。
荷物もいっぱいあったけれど
同行者はいなかったようで
これから連絡して果たしてすぐに
誰かが来てくれるのかなと
他人ごとながらすごく心配になった。