幸せな人生だったと言って終わるために
必要なことは満足ではなく
これでいいのだという「納得」。
そのためにすべきことは
解釈だったり理解だったり
心の中をすっきり整えること。
本人ができないときには
まわりが代わりに満たすこと。
最近の父はとても素直。
つきものが落ちたように無邪気。
同時に私自身も改めて
腹をくくって引き受ける覚悟を新たにした。
というのも
この逃れられない現実は
父と私のホロスコープの中に
はっきりと描かれているからだ。
これは逃げるのは不可能だし
人生最大のミッションとさえ読める。
ならばちゃんと最期の看取りまで
くまなく向き合っていこうと決めた。
先週最終回を迎えたドラマ「俺の家の話」
みたいな結末でも悔いはないと
完全に吹っ切れた。
たぶん父は
そういう私の覚悟に安心して
よくしゃべるようになったんだろう。
これでいいのだ!