こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

ゴムひも

「ゴムひもないかな」と父。

肌着のゴムが抜けていたのを

洗濯しながら気づいてはいたが

いつもすっかり頭から抜け落ちていた。

 

ちょうどいいゴムひもがある。

これは母がまだ老健にいた2011年頃

家にあったパジャマを持っていこうとして

ズボンのゴムひもが伸びているのに気付き

入れ替えようと何種類か買ったもの。

 

その一つは一昨年のマスク不足の折

手ぬぐいマスクを作る際に活躍した。

 

そして母のパジャマに使った残りを

今になって父の肌着に使う。

なんか感慨深い。

 

当時の出来事や心の状態が

ありありとよみがえってくる。

 

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