こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

もう許すしかない

ある時期を境に

怒りスイッチが起動しなくなった。

 

とにかく憑き物が落ちたように

「まあ そうは言ってもね」

みたいに許すというか流すようになった。

そういう性格ではなかったけども。

 

理由は年齢。

体力がなくなったのだ。

 

怒り続けるって結構なエネルギー。

あおり運転とかやっている人をニュースで見ると

まず「すっごい体力あるなぁ」と感心する。

その変なスイッチと執念と行動力と。

(まああれは依存症の症状の一つですから)

 

怒らなくなるということは

起きている「問題」に対してはもう

私が相手を許すしかなくなるわけで。

 

変な手紙を送ってきた遠い親戚も

本来怒るに値する内容ではあるんだけど

なんか笑ってしまって

「おじさんも焼きがまわったな」と

今度会ったらイヤミのひとつも言ってやろう

くらいには思う。

 

そうは言っても高齢だし・・・

思い立って美味しいものを送ってみたら

飛び上がる勢いで

奥様から電話があった。笑

 

雨降って地固まるのごとく

きっかけがアレな感じでも

こうやってもう一度

関係性がつながったから

問題を送ってきたことも

結果的に無駄にはならない。

 

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