両親や祖父母の介護や葬儀の経験は
いずれやってくる配偶者の介護の
予行演習だと思う。
おそらく相当な介護が必要で
配偶者にとっては大変な日々だっただろうけれど
オシドリ夫婦にふさわしい
最期の季節だったのかもと想像する。
昔は家の中に高齢者がいたり病人がいるのが
あたりまえだったけれど
そういう人をわざわざ施設や病院に追いやったが
受け入れ先の不足が予想される中
家族で自宅で地域で介護しましょうと再び。
一方ネットでは遺体が映像や動画で出るのが
あたりまえの時代になってしまった。
かつてはもっと本人や遺族に配慮して
慎重にかつ厳しく制限していたはずが
どこかでタガが外れてしまった。
それは果たして今の時代
家族を看取る予行演習になるのだろうか?
それとも人の死が
娯楽の延長線上で
遠くから他人事のように
おもしろおかしく閲覧されたり
コピペやシェアされたりするんだろうか。